1982年生まれ。京都市在住。 古今東西の映画や国内外の映画祭を愛す。 フランス映画に惹かれたきっかけは、印象派絵画の巨匠オーギュスト・ルノワール の次男坊という興味で観始めたジャン・ルノワール監督作品との出合いから。 人生の悲喜交々を、自然や天候と戯れるような大らかさや女優たちへの少しばかり 淫らな視線、画面の構図、色彩感覚といった父親譲りの才能で描き出された彼の 作品群で映画の歓びを知る。 フランス映画以外ではアメリカのフィルム・ノワールや西部劇が特に好み。 映画検定一級取得。

VOULEZ-VOUS DANSER AVEC MOI ? 『気分を出してもう一度』

バルドー探偵は色々な人に聞き込みをし、真相に迫っていく。多くのミステリ映画のように彼女も自信満々で夫に謎解きを披露するのだけれど、核になる部分は実は警部の入れ知恵であった、というオチも実に彼女らしくて最高にキュートだ。

, 03/05/2016 13:06

LES INVITÉS DE MON PÈRE 『パパの招待客』

移民に対して強硬な発言や姿勢を示してきたサルコジ政権時代には移民がテーマの作品が数多く作られたが、本作もその1つ。

, 27/04/2016 13:02

SARAH PRÉFÈRE LA COURSE 『アスリートが選んだ道』

この作品は口数が少なく、表情もあまり変化のないサラという少女の青春譚として、想定の斜め上を行く展開が楽しめる作品である。

, 06/04/2016 16:14

PAS SON GENRE『正反対の恋人たち』

本作では2人の間の大きな違いに目が行きがちだけれど、知人への紹介の仕方や、瞼の開閉、視線の一致不一致といった、ほんのわずかな事の食い違いを描いた繊細な映画である。

, 29/03/2016 10:52

PETITS COUPURES 『かすり傷』

この作品は女優がそれぞれ個性的で素晴らしく、彼女たちを眺めているだけで十分楽しめるのだけれど、批評家出身で脚本家の映画らしく、身体への傷の変化、拳銃の所有者の流れ、同じ口紅を愛用する女性たちなど、細部へのこだわりが見てとれる。

, 26/02/2016 16:12

IP5, L'ÎLE AUX PACHYDERMES 『IP5 愛を探す旅人たち』

『IP5』は名優にして人気シャンソン歌手イヴ・モンタンの遺作である。作品の完成を待たず、70歳で他界した彼は、映画の中ではいつものようにおおらかで、いつものようにいい声を響かせている。

, 11/02/2016 17:48

LE PETIT LIEUTENANT 『小警視』

本作では前半は新人刑事アントワーヌ役のジャルリ・レスペールの視点で描かれるが、映画の主役は上司カロリーヌ役のナタリー・バイだろう。

, 28/01/2016 11:44

FROU-FROU 『フルフル』

映画は若い女性ミシェル(イザベル・ピア)が空港にやってくるところから始まる。そしてそのミシェルを追いかけてきたのがフルフル(ダニー・ロバン)だ。

, 15/01/2016 16:06

L'EMMERDEUR 『殺し屋とセールスマン』

本作で殺し屋ミランを演じるのは、数々のギャング映画に出演する屈強な強面役者リノ・ヴァンチュラ。これほどぴったりな人は他にいないだろう。

, 07/01/2016 14:02

L'HOMME DE RIO 『リオの男』

本作は日本の人気アニメーション『ルパン三世』の元ネタと言われており、主人公をジャン=ポール・ベルモンドが演じている。ほとんどのアクションシーンを自らこなし、女性とお宝のためにパリからブラジルへ南船北馬東奔西走と慌ただしく駆け巡るキャラクターは確かにルパン三世と合致する。

, 22/12/2015 12:35
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