1982年生まれ。京都市在住。 古今東西の映画や国内外の映画祭を愛す。 フランス映画に惹かれたきっかけは、印象派絵画の巨匠オーギュスト・ルノワール の次男坊という興味で観始めたジャン・ルノワール監督作品との出合いから。 人生の悲喜交々を、自然や天候と戯れるような大らかさや女優たちへの少しばかり 淫らな視線、画面の構図、色彩感覚といった父親譲りの才能で描き出された彼の 作品群で映画の歓びを知る。 フランス映画以外ではアメリカのフィルム・ノワールや西部劇が特に好み。 映画検定一級取得。

TERRE BATTUE 『フォーティー・ラブ』

2014年のステファン・ドゥムスティエ監督作品。ヴェネチア国際映画祭批評家週間部門に出品されているが、本作が長編デビュー作で日本未公開なので、ドゥムスティエ監督の知名度は日本ではとても低いだろう。

, 28/06/2016 16:12

LA FÉE 『ザ・フェアリー』

2011年の作品で、監督にはドミニク・アベル、フィオナ・ゴードン、ブルーノ・ロミの3人がクレジットされている。このトリオによる長編映画は3作目で、本作『ザ・フェアリー』は未公開である。

, 17/06/2016 17:43

TOTO LE HÉROS 『トト・ザ・ヒーロー』

この映画は不完全な語りであるために、観る人の受け止め方にかなりの自由がある。本作が1990年代有数の名作と言われる大きな理由はこのためだろう。

, 03/06/2016 09:14

LA LOI DU MARCHÉ 『市場の法則』

主演は名優ヴァンサン・ランドン。難民を手助けする心優しい男から、悪漢相手に拳銃をブッ放す元刑事までどんな役柄にも説得力を持たせる稀有な俳優だ。彼は『市場の法則』の演技でカンヌ映画祭やセザール賞の男優賞を獲得している。

, 24/05/2016 15:16

VOULEZ-VOUS DANSER AVEC MOI ? 『気分を出してもう一度』

バルドー探偵は色々な人に聞き込みをし、真相に迫っていく。多くのミステリ映画のように彼女も自信満々で夫に謎解きを披露するのだけれど、核になる部分は実は警部の入れ知恵であった、というオチも実に彼女らしくて最高にキュートだ。

, 03/05/2016 13:06

LES INVITÉS DE MON PÈRE 『パパの招待客』

移民に対して強硬な発言や姿勢を示してきたサルコジ政権時代には移民がテーマの作品が数多く作られたが、本作もその1つ。

, 27/04/2016 13:02

SARAH PRÉFÈRE LA COURSE 『アスリートが選んだ道』

この作品は口数が少なく、表情もあまり変化のないサラという少女の青春譚として、想定の斜め上を行く展開が楽しめる作品である。

, 06/04/2016 16:14

PAS SON GENRE『正反対の恋人たち』

本作では2人の間の大きな違いに目が行きがちだけれど、知人への紹介の仕方や、瞼の開閉、視線の一致不一致といった、ほんのわずかな事の食い違いを描いた繊細な映画である。

, 29/03/2016 10:52

PETITS COUPURES 『かすり傷』

この作品は女優がそれぞれ個性的で素晴らしく、彼女たちを眺めているだけで十分楽しめるのだけれど、批評家出身で脚本家の映画らしく、身体への傷の変化、拳銃の所有者の流れ、同じ口紅を愛用する女性たちなど、細部へのこだわりが見てとれる。

, 26/02/2016 16:12

IP5, L'ÎLE AUX PACHYDERMES 『IP5 愛を探す旅人たち』

『IP5』は名優にして人気シャンソン歌手イヴ・モンタンの遺作である。作品の完成を待たず、70歳で他界した彼は、映画の中ではいつものようにおおらかで、いつものようにいい声を響かせている。

, 11/02/2016 17:48
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