フランスライフスタイル  ポン・デ・ザール(芸術橋)|Pont des Arts
16/03/201515:10 三上功
ここから見るシテ島は絶景!歩行者に優しい橋

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パリでは珍しい歩行者専用の橋。パリで最初の鉄橋であり、1804年に完成しました。当時石橋や木製の橋しかなかったパリにおいて、鉄の橋はとても新しいものでした(後に鉄の塔エッフェル塔が建てられます)。音楽家クロード・ドビュッシーが愛した橋でした。右岸にはルーヴル美術館、左岸にはフランス学士院(アカデミーフランセーズを含む学術団体)があります。

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橋の名前は第一帝政時代にルーヴルが芸術の宮殿(パレ・デ・ザール/Palais des Arts)と呼ばれていたことに由来するそうです。左岸に渡ってすぐのところには多くの画家を輩出したことで有名な国立美術学校(エコール・デ・ボザール)があり、画学生が多いです。東へ行くとサン・ジェルマン・デ・プレのギャラリー街へ出ます。この橋の上ではいつも多くの学生や観光客で賑わい、歩くだけで楽しいので観光にもってこい。ノートルダム大聖堂を臨むシテ島の絶好の撮影スポットでもあります。最近では恋愛成就の願掛けで南京錠を橋の欄干につける人が多く、景観を害するとの非難も出ています。

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夏の夜は、橋の上で小さなパーティー

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昼間の観光で歩く芸術橋も素晴らしいですが、夏ならではの変わった楽しみ方もあります。夏の夜になると、ポン・デ・ザールは小さなパーティー会場に早変わりします。学生や会社帰りの人たちが、仲間と集まって橋の上に座り、ワインの香りに包まれた会話が橋のあちこちで聞こえてきます。夏の夜は10時になってもまだ明るいので、長い夜を橋の上で楽しむことができるんです。歩行者専用の橋ならではの楽しい過ごし方ですね。
 
*最寄メトロ:Louvre Rivoli(ルーヴル・リヴォリ)

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東京出身。慶應義塾大学文学部卒。 大学時代に写真撮影を始める。2007年、パリに一年間滞在して写真を制作。 以後毎年パリへ出かけ、変化し続けるパリと変化しないパリを撮り続けている。 他にパリを舞台にした小説を書いている。

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